GW四国+広島の旅(前編)
旅行準備と無念の列車
コロナ流行から早3年、
自粛の限界に達した。
2022年のGWは絶対に旅行する!
と誰もが考えるはずなので
3月から旅行の計画を立てた。
四国+広島を巡る旅だ。
寝台列車に乗りたかったが
GWにチケットを取る事は無謀だった。
始発で東京駅に行ったが、
既に4人ほど並んでいた。
チケット予約開始の10時まで並んだが
やはり惨敗だった。
電車の予約システムが不便すぎる。
もう少し改善してほしい。
旅行1日目 香川~広島(福山)
最初の一杯
香川に到着し「さか枝」のうどんを食べる。
さか枝のうどんは弾力がかなりあり、
食べ応えがある。1玉で驚きの満足感!
「うどんバカ一代」に行く予定だったが、
流石GWもの凄い行列で断念した。
(1~2時間は確実に並ぶ行列だった。)
瀬戸大橋の景色
私の知っている東日本の海は黒く、
波が荒々しく危険なイメージだ。
でも瀬戸内海は全く違った。
穏やかで、風がゆるりと吹く
青く透き通る綺麗な海だ。
ずっと見ていたくなる。
心が落ち着く景色だった。
海の真横ドライブ
車1台ぎりぎり通れる狭い道路にでた。
ガードレールもなく、横は海だった。
こんなに海に近い道路は初めて見た。
ヒヤヒヤどきどきドライブを終え、
大きな石の上に乗って瀬戸内海を見渡した。
とても気持ちがよかった!
広島焼きぃ!
福山市に到着後、ホテルで少し休憩した。
広島焼きを目指し街へ繰り出す。
事前にリサーチしていたお店を何件か周る。
GW効果は絶大だった。
マイナー観光地でも長蛇の列が出来ていた。
運よく行きたい店のすぐ入ることが出来た。
「ねぎ坊主」という有名店。
キャベツの甘味と麺の美味しさのレベルが違う!
その後BARに寄った。
雰囲気も店員さんも素晴らしいBARだった。
ゆっくり美味しい時間を楽しめた。
デコポンフィズ・甘夏フィズを飲んだ。
西の方は総じて柑橘類のお酒が美味しい。
旅行2日目 尾道~愛媛(松山)
尾道ねこ散歩
まずはロープウェイに乗った。
高所恐怖症なので少しだけ怖かった。
しかし瀬戸内海と眼下に広がる街を
眺めるのは最高だった。
この日の気温は23度と暑く、
なんと蝉が鳴いていた。完全に夏だ。
ロープウェイからどんどん下って行くと
尾道第1猫さんに出会った。
この子は近づくと面倒くさそうに一声鳴き、
何処かへ行ってしまった。すみませんでした。
途中で寺院があり、鐘の音が心地よかった。
正直エルデンリングの霊廟を思い出していた。
干支の地蔵があった。珍しい。
その後は尾道の中でもマイナーな道を歩いた。
大通りは人でいっぱいだが、
一本横へはずれると途端に静かになった。
マイナーな道で、猫の溜まり場を発見した。
すかさずリュックに手を伸ばした。
この日の為にチュールを5個持ってきた。
いつでもばんぜん。
ずいぶん痩せた子猫が居たのでチュールをあげた。
一滴もこぼさずぺろりと平らげてしまったので、
もう一本あげる事にした。
私たちを気に入ってくれたようで
(気に入ったのはチュールの方かもしれないが)、
しばらく一緒にいた。
最後のチュールをあげようとした時、
坂の上から猛スピードで駆け寄ってくる猫が来た。
唖然としていると、その勢いのまま
チュールをすっかり食べてしまった。
柄が似ているので兄弟なのかもしれない。
喧嘩もせず2匹でのんびりしていた。
その後も一緒に歩いたが、
ある場所で猫さんが立ち止まった。
手を振ってさようなら。またいつか。
有名な猫の道へも行ったが、
人が多すぎて(ここに猫は居ないな)と直感で思った。
猫と会いたければ日当たりがよく、
静かな道を探した方がいい。
そして足音をなるべく立てない事。
人間は足音がうるさいんだ。
コリコリ尾道焼
尾道の商店街にお好み焼き屋さんがあった。
丁度お昼の時間なのでココに決めた。
尾道には「尾道焼き」と言う
広島焼きの亜種があるらしい。
肉の代わりに砂肝が入っているそうだ。
尾道焼きを頼みしばらく待つ。
広島焼きは時間がかかるが
見ているのはとても楽しい。
尾道焼きは砂肝がコリコリしていて、
意外にもお好み焼きソースと相性が良い。
豚肉よりあっさりしていて、
割と好きかもしれない。
カープソースを初めて食べた。
オタフクソースより甘味が少ない。
希望の尾道ラーメン
しまなみ海道を渡り愛媛県松山市に辿り着いた。
松山市は変な街だった。
キャバクラ風俗がいくつも立ち並び、
居酒屋は多いが質が微妙だった...。
でも締めに食べた尾道ラーメンは
すごく美味しかった。
尾道ラーメンは背脂が多数浮いており、
見た目は脂が凄そうだ。
しかしいざ食べてみると澄んだスープに驚く。
麺は少し平たくスープの味がよく絡む。
今まで食べたラーメンの中でも、
1番あっさりしていたと思う。大好きになった。