にけニッキ

ねこの14日間

7月後半:湖畔キャンプの話

キャンプ用品の話

コットを買う

今回買ったのはこちら
「Naturehike」のコット

※私はトライバル柄購入

 ヘリノックスのコットとほぼ変わらず
値段は半額のコピー商品。

恋人はヘリノックス製コットの為
比較しながら使ってみた。

<コットの貼り>
ヘリノックス:少し沈む
Naturehike:ハリが強い

<組み立て>
両方死ぬほど力が要る。
正直、恋人にやってもらった。
女が1人で組み立てるには
全力で挑む必要がある。

<金具>
脚のロック金具部分を見ると、
ヘリノックスの方がしっかりしてそう、
長持ちしそうだな。と少し思うくらい。

自分は「Naturehike」を買ってよかったと思う。

コット最強すぎる。
もうコットなしのキャンプに戻れない...


メスティンを買う 

 メスティンはMiliCamp製。
こっちは正直ちょっとだけ失敗した。

今回MiliCampの4点セットを選んだが
4点セットのメスティンには
メモリやフタと本体の間のみぞがない。
つるつるのしようだ。

みぞがないからフタが地味に閉めづらく、
メモリがないのも不便。

メスティンは正直そんなに高くないし、
機能もどれも変わらない為、
メモリ付き・フタ用の溝付きのモノを
おすすめする。

湖畔キャンプ1日目

お弁当を作る

今回は贅沢に2泊3日の湖畔キャンプ
1日目のお昼用にお弁当を作った。
お弁当とは別に恋人の朝ご飯用に
梅干したっぷりのおにぎりを握った。
とても喜んでくれた。

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無印カレーは最高だ

まずは無印によりカレーを買った。

無印のカレーは種類がものすごく豊富で
かなりクオリティが高い。

私はオーソドックスなカレーが好きな為
バラ肉のカレーを買った。
初メスティンで炊いたごはんにかけて食べる
カレーは最高に美味しい。 

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楽々テントに感動

今回はコットがある為、
グランドシートを連結させず適当に敷いた。
正直、テント立てるのめちゃくちゃ楽だった。
上下の連結がないだけでこんなに楽だとは...

お弁当を食べたり、買った本を読んで
とてもゆっくり過ごした。

その後は近場の温泉に行き
夕飯は少しだけ肉を焼いた。

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やらかし深夜

そして夜。やらかした。
案外寒い。湖畔近くは15度くらいまで下がった。
自分はフリースブランケットを持ってきていたので
ギリギリ寝れたが、恋人が何も持ってきておらず
上着もなく、コットもロータイプ。
仕方なく初めて車の中で寝た。

でも正直、車の中も寒い事には変わらず
諦めて割と起きていた。

恋人は車の運転をしなければならない為
ブランケットを渡し寝かせた。


キャンプの夜の気温は中々想定が難しく
基本的に「想定外に寒い」事が多い。
冷えてからではもう遅く、
体を冷やさない事もかなり重要だ。

かならず最低気温を確認し、
・厚手の靴下
・湯たんぽor腹巻き
・風を通さないフリースブランケット
上着
はやっぱり必須だなと思った。


湖畔キャンプ2日目

朝の霧がすごかった。
真っ白で湖の形さえも分からない。

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霧が晴れた後は湖畔周りをドライブし、
近場のホームセンターで
大きいブランケットを買った。

キャンプ場に戻り、本の続きを読んだり
お昼寝をした。ひぐらしが鳴いていた。

焚火で焼き鳥は最高だ

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焚火で焼き鳥は最高だ(2回目)
めちゃくちゃ楽しかった。
でも串が木だとうっかり燃える。

Cook Doの麻婆豆腐を作ったりもした。
フードコンテナを所持していたので
出来上がった麻婆豆腐を入れておいた。

キャンプごはんは基本冷めやすいので
熱々のほうがおいしいものはこうやって
フードコンテナに入れるのが良いなと学んだ。

自ら不便さの中に飛び込んでいき、
利便性を欲するのは馬鹿なんじゃないかと思う。
しかし自然の中でおいしいご飯が食べたいのだ。

リベンジ!夜のコット

コットの上にエアーマットを敷き
(実は1日目これを使ってなかった)
お互いふかふかのブランケットに
身を包みぐっすり寝た。

 モンベルのエアーマットの
冷気遮断力が半端なかった。
流石モンベルだと思った。

湖畔に移る灯りが綺麗だった。

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湖畔キャンプ3日目

朝に撤収作業をして、
ドライブをしつつ帰宅した。


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途中のSAで食べた牧場が経営している
クレープが死ぬほどおいしかった。

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「いでぼく」と言う店名で
色々なSAによく入っているらしい。
見かけたら今後は絶対に食べる。

本の話

小川洋子「密やかな結晶」

短編が多い小川洋子だが
今回初めて長編を読んだ。

 大切なモノの記憶を留めておけない
島の人々の話だった。
島からは既に「香水」「エメラルド」などの
記憶が人々から消えている。

物自体はそこにあるのに、それに対して
「これは香水だ」と認識が出来ないのだ。
「色のついた水」と感じてしまう。

小川洋子が長編を書くと、村上春樹に近い
感じになるのだなあと思った。

終わりまでの流れがスムーズで読みやすかった。

私は短編小説が好きなのだが、
長編小説だと「終わらせなければならない」から
短編が好きなことに気付いた。

世の中に溢れる不思議なことに、
起承転結のオチがつくことなんて滅多にない。

不思議なものを見た気がするが、
気のせいだったかも。
夢のようにぼんやり思い出せない。とか、
あったかなかったか、モヤモヤと
脳と心に渦巻く幻を抱え続けるだけだ。

終わらせようとすると少し嘘くさくなるから
短編小説が好きなかもしれない。

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