7月後半:湖畔キャンプの話
キャンプ用品の話
コットを買う
今回買ったのはこちら
「Naturehike」のコット
※私はトライバル柄購入
ヘリノックスのコットとほぼ変わらず
値段は半額のコピー商品。
恋人はヘリノックス製コットの為
比較しながら使ってみた。
<コットの貼り>
ヘリノックス:少し沈む
Naturehike:ハリが強い
<組み立て>
両方死ぬほど力が要る。
正直、恋人にやってもらった。
女が1人で組み立てるには
全力で挑む必要がある。
<金具>
脚のロック金具部分を見ると、
ヘリノックスの方がしっかりしてそう、
長持ちしそうだな。と少し思うくらい。
自分は「Naturehike」を買ってよかったと思う。
コット最強すぎる。
もうコットなしのキャンプに戻れない...
メスティンを買う
メスティンはMiliCamp製。
こっちは正直ちょっとだけ失敗した。
今回MiliCampの4点セットを選んだが
4点セットのメスティンには
メモリやフタと本体の間のみぞがない。
つるつるのしようだ。
みぞがないからフタが地味に閉めづらく、
メモリがないのも不便。
メスティンは正直そんなに高くないし、
機能もどれも変わらない為、
メモリ付き・フタ用の溝付きのモノを
おすすめする。
湖畔キャンプ1日目
お弁当を作る
今回は贅沢に2泊3日の湖畔キャンプ
1日目のお昼用にお弁当を作った。
お弁当とは別に恋人の朝ご飯用に
梅干したっぷりのおにぎりを握った。
とても喜んでくれた。
無印カレーは最高だ
まずは無印によりカレーを買った。
無印のカレーは種類がものすごく豊富で
かなりクオリティが高い。
私はオーソドックスなカレーが好きな為
バラ肉のカレーを買った。
初メスティンで炊いたごはんにかけて食べる
カレーは最高に美味しい。
楽々テントに感動
今回はコットがある為、
グランドシートを連結させず適当に敷いた。
正直、テント立てるのめちゃくちゃ楽だった。
上下の連結がないだけでこんなに楽だとは...
お弁当を食べたり、買った本を読んで
とてもゆっくり過ごした。
その後は近場の温泉に行き
夕飯は少しだけ肉を焼いた。
やらかし深夜
そして夜。やらかした。
案外寒い。湖畔近くは15度くらいまで下がった。
自分はフリースブランケットを持ってきていたので
ギリギリ寝れたが、恋人が何も持ってきておらず
上着もなく、コットもロータイプ。
仕方なく初めて車の中で寝た。
でも正直、車の中も寒い事には変わらず
諦めて割と起きていた。
恋人は車の運転をしなければならない為
ブランケットを渡し寝かせた。
キャンプの夜の気温は中々想定が難しく
基本的に「想定外に寒い」事が多い。
冷えてからではもう遅く、
体を冷やさない事もかなり重要だ。
かならず最低気温を確認し、
・厚手の靴下
・湯たんぽor腹巻き
・風を通さないフリースブランケット
・上着
はやっぱり必須だなと思った。
湖畔キャンプ2日目
朝の霧がすごかった。
真っ白で湖の形さえも分からない。
霧が晴れた後は湖畔周りをドライブし、
近場のホームセンターで
大きいブランケットを買った。
キャンプ場に戻り、本の続きを読んだり
お昼寝をした。ひぐらしが鳴いていた。
焚火で焼き鳥は最高だ
焚火で焼き鳥は最高だ(2回目)
めちゃくちゃ楽しかった。
でも串が木だとうっかり燃える。
Cook Doの麻婆豆腐を作ったりもした。
フードコンテナを所持していたので
出来上がった麻婆豆腐を入れておいた。
キャンプごはんは基本冷めやすいので
熱々のほうがおいしいものはこうやって
フードコンテナに入れるのが良いなと学んだ。
自ら不便さの中に飛び込んでいき、
利便性を欲するのは馬鹿なんじゃないかと思う。
しかし自然の中でおいしいご飯が食べたいのだ。
リベンジ!夜のコット
コットの上にエアーマットを敷き
(実は1日目これを使ってなかった)
お互いふかふかのブランケットに
身を包みぐっすり寝た。
モンベルのエアーマットの
冷気遮断力が半端なかった。
流石モンベルだと思った。
湖畔に移る灯りが綺麗だった。
湖畔キャンプ3日目
朝に撤収作業をして、
ドライブをしつつ帰宅した。
途中のSAで食べた牧場が経営している
クレープが死ぬほどおいしかった。
「いでぼく」と言う店名で
色々なSAによく入っているらしい。
見かけたら今後は絶対に食べる。
本の話
小川洋子「密やかな結晶」
短編が多い小川洋子だが
今回初めて長編を読んだ。
大切なモノの記憶を留めておけない
島の人々の話だった。
島からは既に「香水」「エメラルド」などの
記憶が人々から消えている。
物自体はそこにあるのに、それに対して
「これは香水だ」と認識が出来ないのだ。
「色のついた水」と感じてしまう。
小川洋子が長編を書くと、村上春樹に近い
感じになるのだなあと思った。
終わりまでの流れがスムーズで読みやすかった。
私は短編小説が好きなのだが、
長編小説だと「終わらせなければならない」から
短編が好きなことに気付いた。
世の中に溢れる不思議なことに、
起承転結のオチがつくことなんて滅多にない。
不思議なものを見た気がするが、
気のせいだったかも。
夢のようにぼんやり思い出せない。とか、
あったかなかったか、モヤモヤと
脳と心に渦巻く幻を抱え続けるだけだ。
終わらせようとすると少し嘘くさくなるから
短編小説が好きなかもしれない。